【MTGアリーナ】ドラフトにおけるカード評価

umGCです!
今回はMTGアリーナのドラフトについて書きます。
テーマは「ドラフトにおけるカード評価」です。
カードを評価する際に考慮すべきポイントについてまとめました。
この記事を読んで、ドラフトをプレイしたいと思ってもらえれば幸いです。
MTGアリーナのドラフトについての記事はこちら。

  1. 【MTGアリーナ】ドラフトとは
  2. 【MTGアリーナ】ドラフトにおけるピックのコツ
  3. MTGアリーナ】ドラフトにおけるカード評価
  4. 【MTGアリーナ】ドラフトにおける各色の戦略

ドラフトで「も」強いカード

前回のまとめで強いデッキを構築するためには、強いカードをデッキに入れる必要があると書きました。
では、強いカードとはどのようなカードを指すのでしょうか。
強いカードと聞いて、まず思い浮かぶのは、構築戦でも活躍している《黙示録、シェオルドレッド》や《偉大なる統一者、アトラクサ》のような、一般的にボムレアと呼ばれる高いカードパワーを持つカードでしょう。
また、《太陽降下》や《告別》のような全体除去、《骨化》や《喉首狙い》のような単体除去も、強いカードの代表例と言えるでしょう。
では、これらのカードだけでドラフトのデッキを組むことはできるのでしょうか。
そもそも、パックにはレアが1枚、アンコモンが3枚しか含まれていないので、不可能とは言いませんが、その難しさは容易に想像できるでしょう。
そのため、ドラフトで強いデッキを構築するためには、ドラフトで「も」強いカードだけでなく、ドラフトで「は」強いカードも使ってデッキを構築する必要があります。

誰が見ても強いとわかる

ドラフトで「は」強いカード

ドラフトで「は」強いと言われるカードは以下の通りです。

除去

前述した《骨化》や《喉首狙い》は言うまでもなく強いですが、構築戦ではあまり採用されない《命を奪う嘲笑》《次元壊しの掌握》なども、ドラフトで「は」強いカードです。
サイズ関係なく除去できる確定除去が1枚もないデッキでは、相手のボムレアに対処できないので、1枚目の確定除去は優先的にピックしましょう。
また、軽量除去は、自身のマナコストよりも大きいマナコストやタフネスを持つクリーチャーを除去できるものが強いです。

ドラフトではプレイアブル

サイズが大きいクリーチャー

ドラフトでは、クリーチャー同士の戦闘が中心となり、確定除去の枚数も限られるため、サイズが大きいクリーチャーは脅威となります。
各マナ域ごとのクリーチャーのサイズ感は以下が基準で、これらを上回るカードはドラフトで「は」強いカードと言えます。
2マナ域:パワーとタフネスの合計が4
3マナ域:パワーとタフネスの合計が5
4マナ域:パワーとタフネスの合計が6
5マナ域:パワーとタフネスの合計が8
6マナ域:パワーとタフネスの合計が10

標準サイズの方々

能力を持つクリーチャー

構築戦でも優秀な能力を持つクリーチャーが活躍していますが、ドラフトではより多くのクリーチャーが活躍します。
低マナ域では、ゲーム後半でも活躍できる能力を持つシステムクリーチャーと呼ばれるクリーチャーが強いです。
例を挙げると、対象をタップさせる能力(タッパー)、手札を入れ替える能力(ルーター)などを持つクリーチャーはドラフトで「は」強いカードです。
高マナ域では、サイズを活かすためにダメージを通すための能力を持つフィニッシャーと呼ばれるクリーチャーが強いです。
例を挙げると、飛行、威迫、トランプルなどの能力を持つクリーチャーはドラフトで「は」強いカードです。
フィニッシャーはゲームに勝つためのカードなので、1枚目のフィニッシャーは優先的にピックしましょう。

タッパー、ルーター、飛行、威迫、トランプル

コンバット・トリック

構築戦では採用されないが、ドラフトでは採用されるカードの中で最も特徴的なのは、コンバット・トリックと呼ばれるカードでしょう。
コンバット・トリックとは、インスタント・タイミングで戦闘をサポートできるカードを指します。
自分のクリーチャーとコンバット・トリックを組み合わせて相手のクリーチャーを一方的に倒した場合、実質的にコンバット・トリックでクリーチャーを除去したことになります。
除去の枚数が限られるドラフトでは、重要なカードです。
除去は、クリーチャーやコンバット・トリックではどうにもならない時の最終手段として使うようにすると、ドラフトの勝率が上がるかもしれません。

ドラフト名物

まとめ

今回はMTGアリーナの「ドラフトにおけるカード評価」について書きました。
では、ここで取り上げた強いカードの要素を全て取り入れたデッキを組むことは可能でしょうか。
MTGでは各色にできないことがあるため、2色のデッキでは強いカードの要素を全て取り入れたデッキを組むことは難しいです。
次回は「ドラフトにおける各色の戦略」について書いていきたいと思います。
それではまた!