【MTGアリーナ】ドラフトにおけるピックのコツ

umGCです!
今回はMTGアリーナのドラフトについて書きます。
テーマは「ドラフトにおけるピックのコツ」です。
ピックする際に考慮すべきポイントである「クリーチャーとクリーチャー以外の呪文と土地のバランス」「色」「マナカーブ」についてまとめました。
この記事を読んで、ドラフトをプレイしたいと思ってもらえれば幸いです。
MTGアリーナのドラフトについての記事はこちら。

  1. 【MTGアリーナ】ドラフトとは
  2. MTGアリーナ】ドラフトにおけるピックのコツ
  3. 【MTGアリーナ】ドラフトにおけるカード評価
  4. 【MTGアリーナ】ドラフトにおける各色の戦略

クリーチャーとクリーチャー以外の呪文と土地のバランス

クリーチャーは15枚前後、クリーチャー以外の呪文は8枚前後、土地は17枚前後がおすすめです。
土地17枚の構成では、初手の平均土地枚数は約3枚で、先手の4ターン目、後手の5ターン目までストレートに土地が伸びる計算です。
ドラフトはクリーチャー同士の戦闘が中心となるため、土地を除く23枚の内、3分の2にあたる15枚前後のクリーチャーが欲しいです。
残りの8枚前後はクリーチャー以外の呪文でデッキを構築します。

ドラフトのデッキは2色で構築するのがおすすめです。
単色デッキが理想的ですが、ピックできるカードが45枚に限られており、ピックできるカードもパックごとに徐々に弱くなる中で、土地以外の23枚を単色の強力なカードで揃えるのは現実的ではないです。
逆に3色デッキだと、各色の土地を6枚前後しか入れることができず、6枚入れた土地を初手に引く確率は7割程度しかないため、特定の色のマナが足りなくなることが頻発します。
デッキを安定して回すためには、基本的には2色でデッキを構築します。

マナカーブ

マナカーブとは、デッキ内のカードのマナコストをグラフ化したものです。

画像はマジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイトより引用

低コストのカードが多い場合、序盤はスムーズに展開できますが、終盤になると相手の高コストのカードに対処するのが難しくなります。
逆に高コストのカードが多い場合、終盤の制圧力は高いですが序盤の相手の動きについていけません。
低コストのカードと高コストのカードをバランスよく採用してマナカーブが綺麗になるようにデッキを構築します。
参考までに私は以下のマナカーブを意識しています。

クリーチャーのマナカーブ

クリーチャーの強さはセットによってブレがあるため、以下のパターンを使い分けています。
パターン①
2マナが5枚、3マナが4枚、4マナが3枚、5マナが3枚
このパターンは自分の中では標準的な構成です。

クリーチャーのマナカーブ パターン①

パターン②
2マナが5枚、3マナが3枚、4マナが3枚、5マナが2枚、6マナが2枚
このパターンは6マナのカードを使用したい場合に採用する構成です。

クリーチャーのマナカーブ パターン②

パターン③
2マナが6枚、3マナが5枚、4マナが4枚
このパターンは5マナ以上のカードを使用しない場合に採用する構成です。

クリーチャーのマナカーブ パターン③

1マナクリーチャーと7マナ以上のクリーチャーについて

1マナのクリーチャーは、基本的にカードパワーが低いので、採用する必要はありません。
ただし、ゲーム後半でも有用な効果を持つカードは、2マナクリーチャーの枠で採用しても問題ありません。
一方で、7マナ以上のクリーチャーは通常、プレイするのが困難であるため、採用は避ける方が無難です。

クリーチャー以外の呪文のマナカーブ

クリーチャー以外の呪文の強さはセットによるブレがそれほどないため、以下のパターンを使っています。
パターン①
2マナが5枚、3マナが2枚、4マナが1枚

クリーチャー以外の呪文のマナカーブ

まとめ

今回はMTGアリーナの「ドラフトにおけるピックのコツ」について書きました。
ポイントは「クリーチャーとクリーチャー以外の呪文と土地のバランス」「色」「マナカーブ」です。
しかしこれらのポイントだけで、必ずしも強いデッキが構築できるわけではありません。
バランスの取れたデッキは組めるかもしれませんが、本当に強いデッキを構築するためには、強いカードをデッキに入れる必要があります。
次回は「ドラフトにおけるカード評価」について書いていきたいと思います。
それではまた!