umGCです!
今回は『機械兵団の進軍』のドラフトについて書きます。
『イニストラード:真夜中の狩り』のドラフトについての記事はこちら。
『イニストラード:真紅の契り』のドラフトについての記事はこちら。
『神河:輝ける世界』のドラフトについての記事はこちら。
『ニューカペナの街角』のドラフトについての記事はこちら。
『団結のドミナリア』のドラフトについての記事はこちら。
『兄弟戦争』のドラフトについての記事はこちら。
『ファイレクシア:完全なる統一』のドラフトについての記事はこちら。
環境の印象
レアの物理的な枚数が多いので、レアゲーになりやすい。
レアを使わないミッドレンジやコントロールは、レアのカードパワーに圧倒される。
それらに対抗できるのは、高速アグロデッキ。
デッキのタイプとしては白系アグロ、青系ミッドレンジ・コントロール、緑多色が存在する印象。
白系アグロは、白青騎士、緑白カウンター、赤白賛助。
青系ミッドレンジ・コントロールは、青黒コントロール、青赤召集。
緑はメカニズムに寄ると弱くなるので《荒廃した芽ぐみ》を使った多色デッキで、流れてきたレアを使えるようにするのがおすすめ。
メカニズムの評価
白青(騎士)
優秀なアグロ系のカードが多い印象。
騎士シナジーを形成できれば、デッキパワーはより高まる。
詳細は後述。
おすすめ度☆☆☆☆☆
青黒(墓地)
優秀なコントロール系のカードが多い印象。
墓地シナジーを意識する必要はない。
レアリティの低いカードでも勝てるが、できれば色が合ったレアが欲しい。
おすすめ度☆☆☆☆
黒赤(生け贄)
ミッドレンジ系のカードが多い印象。
生け贄シナジーは《焼炉の手綱》を複数ピックできれば意識したい。
攻めるカードがカードパワー不足な印象なのでレアから始めたい。
おすすめ度☆
赤緑(バトル)
アグロ系のカードが多い印象。
しかし、バトルシナジーは、アグロ戦略とあまり噛み合っていない。
高速で相手を倒すスピードがないため、やはりレアから始めたい。
おすすめ度☆
緑白(+1/+1カウンター)
アグロ系のカードが多い印象。
+1/+1カウンターシナジーを形成するカードは数は少ないが質は優秀。
レアか《植物の喧嘩屋》から始めたい。
おすすめ度☆☆
白黒(ファイレクシアン)
ミッドレンジ系のカードが多い印象。
ファイレクシアンシナジーを形成するカードはレアリティが高め。
レアから始めたい。
おすすめ度☆
青赤(召集)
優秀なミッドレンジ系のカードが多い印象。
レアリティの低いカードでも召集シナジーを形成でき、カードパワーも十分強力。
召集シナジーを意識してカードをピックしたい。
おすすめ度☆☆☆
黒緑(培養)
ミッドレンジ系のカードが多い印象。
培養シナジーを意識する必要はない。
カードパワーはやや中途半端なので、レアから始めたい。
おすすめ度☆
赤白(賛助)
アグロ系のカードが多い印象。
賛助シナジーは《鏡の盾の重装歩兵》をピックできれば意識したい。
レアか《鏡の盾の重装歩兵》から始めたい。
おすすめ度☆☆
緑青(変身)
ミッドレンジ系のカードが多い印象。
変身シナジーを意識する必要はない。
レアから始めたい。
おすすめ度☆
おすすめデッキ
白青がおすすめ。
構成はクリーチャー16枚、スペル8枚、土地16枚を目安としたややアグロ寄りな形がおすすめ。
コモンでの完成形は下記のようなイメージ。
優先度 | クリーチャー | 呪文 | |
---|---|---|---|
~2マナ域 | 1 | 《剣誓いの騎兵》 | 《空中ブースト》 |
2 | 《鏡の騎士団》 | 《天使の介入》 | |
3 | 《門口の断絶》 | 《次元壊しの掌握》 | |
4 | 《雪花石の徒党の聖別者》 | 《コーの矛槍》 | |
5 | 《飛車輪の競争車》 | 《帆凧》 | |
6 | 《サイバの暗号術師》 | 《ザルファーの形成術》 | |
7 | 《タルキールの砂丘造り》 | ||
8 | 《忍耐の繋守り》 | ||
3マナ域 | 1 | 《羽づくろう勇者》 | 《エファラの分散》 |
2 | 《印章持ちの歩哨》 | 《割込み》 | |
3 | 《キスキンの雄山羊乗り》 | ||
4 | 《注意深い空守り》 | ||
4マナ域~ | 1 | 《儀礼の騎士》 | |
2 | 《ボーラ投石手》 | ||
3 | 《新たな連合の騎士》 | ||
4 | 《眼魔の仔》 |
~2マナ域(14枚前後)
クリーチャーは8枚前後。呪文は6枚前後。
《剣誓いの騎兵》
騎士デッキでは最強の2マナコモンクリーチャー。
《鏡の騎士団》
最低限のスタッツを持つ騎士クリーチャー。騎士シナジーを形成できるため、優先的にピックしたい。
《門口の断絶》
除去オーラを破壊しながら培養できる優秀なカード。最悪2マナ2/2クリーチャーとして運用できる柔軟性も魅力的。
《雪花石の徒党の聖別者》
騎士シナジーはないが、装備品などで強化すればそこそこ使える。
《飛車輪の競争車》
搭乗にクリーチャーを必要とするため、1枚が限度。マナ能力はほとんど使わない。
《サイバの暗号術師》
主に呪文として使用。アタッカーとしての性能は低いので、入れすぎには注意。
《タルキールの砂丘造り》
数合わせ枠。できれば入れたくない。
《忍耐の繋守り》
数合わせ枠。できれば入れたくない。
《空中ブースト》
最後の押し込みに優れたコンバットトリック。
《天使の介入》
攻守ともに優れたコンバットトリック。
《次元壊しの掌握》
2マナでクリーチャーを処理できる優秀な除去。
《コーの矛槍》
小さいマナコストと装備コストでタフネス修整と警戒を得られる優秀な装備品。ただし、1枚が限度。
《帆凧》
コストは大きいが、飛行でライフを詰めれる装備品。1枚が限度。
《ザルファーの形成術》
キャントリップ付きで便利なコンバットトリック。
3マナ域(6枚前後)
クリーチャーは4枚前後。呪文は2枚前後。
《羽づくろう勇者》
トップコモンと名高いカード。騎士デッキでも強い。
《キスキンの雄山羊乗り》
他のデッキでは使われないが、騎士デッキではそこそこ使える。装備品などで強化したい。
《印章持ちの歩哨》
標準的なスタッツを持つ騎士クリーチャー。可もなく不可もなくといったところ。
《注意深い空守り》
数合わせ枠。できれば入れたくない。
《エファラの分散》
便利なバウンス。受けに回るデッキではないので、他のデッキほど強くないが、それでも優秀。
《割込み》
便利な除去。受けに回るデッキではないので、他のデッキほど強くないが、それでも優秀。
4マナ域~(4枚前後)
クリーチャーは4枚前後。
《儀礼の騎士》
優秀な能力を持つクリーチャー。このカードと《剣誓いの騎兵》があるからこそ騎士で固めたい。
《ボーラ投石手》
劣化《儀礼の騎士》だがそれでも優秀。
《新たな連合の騎士》
単体での性能は決して高くないが、《ザルファーの司令官》があれば、価値は跳ね上がる。
《眼魔の仔》
数合わせ枠。できれば入れたくない。
土地
《平地》《島》各8枚でよい。
《平穏な入り江》は入れてもいいが、優先順位は高くない。
その他
アンコモンでは《ザルファーの司令官》を何よりも優先的にピックしたい。
デッキに合うレアはピックしても良いが、デッキに合わないレア、特に重いカードはピックする必要はない。
まとめ
今回は『機械兵団の進軍』のドラフトについて書きました。
白青がおすすめです。
最後にレアなしで7勝した白青のリストを載せておきます。
それではまた!