『イニストラード:真夜中の狩り』のドラフトについて②

umGCです!
今回は『イニストラード:真夜中の狩り』のドラフトについて書きます。
前回の記事はこちら
赤字は前回からの変更点

『イニストラード:真紅の契り』のドラフトについての記事はこちら
『神河:輝ける世界』のドラフトについての記事はこちら
『ニューカペナの街角』のドラフトについての記事はこちら
『団結のドミナリア』のドラフトについての記事はこちら
『兄弟戦争』のドラフトについての記事はこちら

環境の印象

降霊や腐乱など、単体除去では対応できないメカニズムが多く存在している。
そのため、除去を使うミッドレンジやコントロールよりも、軽量クリーチャーやコンバットトリックで攻めるアグロの方が有効。
降霊は機能するまでが長く、腐敗ではブロックできないので、これらでアドバンテージを取られる前に殴り切ることを目指す。
色は緑白がおすすめ。
緑は2マナ以下のプレイアブルなクリーチャーが多く、コンバットトリックも充実している。
白も同様。
黒はクリーチャーにもスペルにも強力なカードがあるが、緑や白に比べるとやや数が少なく見劣りする。
赤はコンバットトリックは強力だが、クリーチャーは弱い。
青はクリーチャーもスペルも弱い。

おすすめデッキ

おすすめデッキは緑白のアグロデッキです。
クリーチャー16枚、スペル8枚、土地16枚。
完成形は下記のようなイメージです。

優先度 カード
2マナクリーチャー
《蝋燭林の魔女》
《収穫祭の歩哨》
《聖戦士の奇襲兵》
《森林地の先達》
《伝染病の狼》
《物騒な群衆》
1マナクリーチャー
《ガヴォニーの罠師》
《月皇の古参兵》
《うなる狼》
3マナクリーチャー
《儀式の守護者》
《跳ねる狼》
《セレスタスの奉納者》
《哀悼の巡回兵》
4マナクリーチャー
《ガヴォニーの銀鍛冶師》
《捜索隊の隊長》
クラリオン吹きの聖戦士》
スペル
《ほとばしる信仰》
《旧き道の力》
《祝福された反抗》
《狩りの遠吠え》
《農家の勇気》
《支配を懸けた決闘》
《棘茨の鎧》
《蝋燭罠》

2マナクリーチャー

2マナクリーチャーは8枚前後。
このマナ域が多ければ多いほど、デッキが回りやすくなる。
特に集会を持つ2種は、デッキの完成度に差が出るレベル。
集会の達成に貢献しやすい《森林地の先達》の評価が上がった。

1マナクリーチャー

1マナクリーチャーは4枚前後。
集会の達成に大きく貢献するため、1ターン目にクリーチャーを出したい。
幸い、この環境には後半でも仕事ができる1マナのクリーチャーが多いので、4枚前後は入れたい。
《ガヴォニーの罠師》は攻守に渡って活躍できるため、評価が上がった。

3マナクリーチャー

3マナクリーチャーは4枚前後。
1マナや2マナのクリーチャーはパワーが2以下のものが多いので、3マナのクリーチャーには3以上のパワーが欲しい。
そのため、パワーが2の《哀悼の巡回兵》の評価が下がった。
逆に《儀式の守護者》の評価が上がった。

4マナクリーチャー

16枚の土地では出すのが困難なため、評価が下がった。
3マナ以下のプレイアブルなクリーチャーが少ない時に採用する。

スペル

スペルは8枚前後。
効率よくライフを削るためにインスタントが多く欲しい。
そのため、インスタントである《祝福された反抗》の評価が上がった。
クリーチャーのサイズが小さいので《支配を懸けた決闘》の評価が下がった。

まとめ

今回は『イニストラード:真夜中の狩り』のクイック・ドラフトについて書きました。
緑白がおすすめです。
最後に7勝した緑白のリストを載せておきます。
それではまた!