『カルドハイム』のクイック・ドラフトについて①

umGCです!
今回は『カルドハイム』のクイック・ドラフトについて書きます。前回の記事はこちら
『エルドレインの王権』のクイック・ドラフトについての記事はこちら
『テーロス還魂記』のクイック・ドラフトについての記事はこちら
『イコリア:巨獣の棲処』のクイック・ドラフトについての記事はこちら
『基本セット2021』のクイック・ドラフトについての記事はこちら
『ゼンディカーの夜明け』のクイック・ドラフトについての記事はこちら

カニズムの評価

白青(スピリット、予顕)

アグロに速度、ミッドレンジ・ランプにサイズで負ける印象。
予顕がらみのカードでアドバンテージを稼げれば勝てるかも。
予顕があれば《見張るもの、ヴェイガ》は強いと思う。
おすすめ度☆

青黒(ゾンビ、氷雪)

青黒共に軽い除去に癖があるため序盤を凌げるかが鍵になる印象。
中盤以降のカードは除去、ドロー共に強い。
背信の王、ナーフィ》はかなり強いと思う。
おすすめ度☆

黒赤(デーモン、誇示)

黒のアグロカードが弱いので中途半端なアグロデッキになってしまう印象。
赤白アグロの下位互換になりがち。
レアやアンコモンは強いのでそこから始めたい。
おすすめ度☆☆

赤緑(トロール、氷雪)

赤と緑のシナジーは特にない印象。
ただレアからコモンまで強力なカードが揃っている。
グッドスタッフ的なデッキが強いかも。
おすすめ度☆☆☆☆

緑白(人間)

緑と白もシナジーは特にない印象。
方向性としては横並びからの全体強化になると思う。
個々のカードパワーが低くかなりうまくデッキを組まないと苦戦しそう。
おすすめ度☆☆

白黒(天使、セカンドキャスト)

セカンドキャスト関連は強力だが意識していないとすぐに息切れする印象。
天使関連はアンコモン以上の強力カードが必須。
両方を混ぜると中途半端なデッキになるので注意。
おすすめ度☆☆☆

青赤(巨人)

巨人関連のカードはどれもカードパワーが高い印象。
ただアンコモン以上が多いためパックの出に左右されるのが難点。
しかし種類が多く競合もしづらいためうまく組めれば強力。
おすすめ度☆☆☆

黒緑(エルフ)

ピック感としては青赤巨人と同様の印象。
個々のカードパワーは青赤巨人より高いと思う。
キーカードがアンコモン以上なので決め打ちしづらいのも青赤巨人と同様。
おすすめ度☆☆☆

赤白(ドワーフ、誇示)

環境で最も速度が速い印象。
個人的には1番のおすすめ。
詳細は後述。
おすすめ度☆☆☆☆☆

緑青(多相の戦士、氷雪)

氷雪関連はコモンでも強力なカードが多い印象。
多色化も容易なのでレアのタッチも可能。
ただし氷雪土地のピックが必要なのでピックは難しい。
おすすめ度☆☆☆☆

おすすめデッキ

おすすめデッキは赤白アグロです。
コモン中心で組めるので安定感があり十分なデッキパワーもあります。
緑青氷雪もコモン中心で組めてデッキパワーも高いですが氷雪土地のピックや多色化時のマナベース調整が必要でやや難易度が高いです。
他のデッキはアンコモン以上のカードがないとデッキパワーが下がってしまう印象です。

おすすめカード(赤白・コモン)

優先度 カード
《確固たる戦乙女》
2マナクリーチャー
《ベスキールの盾仲間》
《物語の探究者》
《イマースタームの略奪者》
《アクスガルドの騎兵》
スペル
《猛り狂い》
《拷問者の兜》
星界の翼》
《傑士の武勇》
《悪魔の稲妻》
《裏切りの手枷》
《霜噛み》
《金脈のつるはし》
※スペルは8枚まで
1マナクリーチャー
《戦場の猛禽》
《恐れなき仔》
《掟綴りの僧侶》
3マナクリーチャー
《首折りの狂戦士》
《シュタルンハイムの駿馬》
《黄金口の勇者》
《タスケーリの火歩き》

※優先度が同じものは上にあるものを優先する。

コモンでは《確固たる戦乙女》を最優先でピックします。何枚取っても良いです。
次に2マナクリーチャーをピックします。条件はパワー2以上で優先順は《ベスキールの盾仲間》《物語の探究者》《イマースタームの略奪者》《アクスガルドの騎兵》。
次にスペルをピックします。優先順は《猛り狂い》《拷問者の兜》《星界の翼》《傑士の武勇》《悪魔の稲妻》《裏切りの手枷》《霜噛み》《金脈のつるはし》。
ただしスペルは8枚までで8枚になった時点で優先順を下げます。
次に1マナクリーチャーをピックします。優先順は《戦場の猛禽》《恐れなき仔》《掟綴りの僧侶》。
次に3マナクリーチャーをピックします。優先順は《首折りの狂戦士》《シュタルンハイムの駿馬》《黄金口の勇者》《タスケーリの火歩き》。
それ以外ではコストが軽いクリーチャーをピックします。ただし最低でもマナコスト-1以上のパワーは欲しいです。
アンコモンでは《ドワーフの鎚》や《鍛冶場主、コル》の採用率、貢献度が高かったです。

まとめ

『カルドハイム』のクイック・ドラフトについて書きました。
世間では評価が高く前回の記事でおすすめと書いた氷雪デッキですが上記の通り氷雪土地のピックタイミングやマナベースの調整が難しく今のところ私は勝率を出せていません。
また《戦場の猛禽》と《金脈のつるはし》のコンビについては個人的にはそれほどいいとは思っていません。
《戦場の猛禽》の素の弱さと《金脈のつるはし》のコストの重さが気になりました。
それよりは2マナクリーチャーを《猛り狂い》でサポートしてブロッカーを倒しながら攻撃を通す方が個人的には強いと思います。
最後に7勝したリストを載せておきます。
それではまた!

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