『基本セット2021』のクイック・ドラフトについて③

umGCです!
今回は『基本セット2021』のクイック・ドラフトについて書きます。
前回の記事はこちら

カニズムの評価

前回から変化なし。

白青(飛行)

アンコモンのカードパワーが高い。コモンのみではパワー不足。
おすすめ度☆☆☆

青黒(リアニメイト

捨てる手段は豊富だが、釣る手段が乏しい。釣り先も不利な盤面を返せるものは少ない。
おすすめ度☆

黒赤(サクリファイス

《騒乱の道化》があれば強力だが、生け贄に捧げたいクリーチャーはあまり多くない。
おすすめ度☆☆

赤緑(パワー4以上)

コモンのみでもある程度強力で狙いやすいのでおすすめ。《オナッケのオーガ》や強化呪文などでパワー4クリーチャーの維持を心掛けたい。
おすすめ度☆☆☆☆

緑白(+1/+1カウンター)

コモンでも組めなくはないが、《鍛え抜かれた古参兵》《野生林の災い魔》《議事会の導師》がいると爆発力が上がる。緑のパワー4シナジーをあわせるのもおすすめ。
おすすめ度☆☆☆

白黒(ライフを3点以上得る)

誘発すれば強力なカードが多いが、そもそも継続的に3点のライフを得るのは難しい。
おすすめ度☆☆☆

青赤(果敢)

果敢自体が強力な能力なので当然おすすめだが、この手のデッキの常としてクリーチャーと呪文のバランスが難しくデッキ構築の難易度は高い。
おすすめ度☆☆☆☆

黒緑(死亡参照)

アドバンテージを取れるアンコモンのカードが必須。ロングゲームになりやすいので除去も必要。黒のサクリファイスシナジーもあわせたい。
おすすめ度☆☆

赤白(攻撃参照)

赤白ともに低マナ域のコモンが優秀なので、普通にアグロデッキを組めば自然とシナジーを生かせる。再現性も高くおすすめ。
おすすめ度☆☆☆☆☆

緑青(ドロー参照)

《ムウォンヴーリーの世捨て人、ジョルレイル》以外使いたいカードがない。軽量除去もない組み合わせなので、おすすめしない。
おすすめ度☆

おすすめデッキ

前回から変化なく赤白アグロ。

おすすめカード

  優先度 クリーチャー 呪文
~2マナ域 《夜明けの突撃獣》 《焦熱の竜火》
《チャンドラのマグムット》 《ショック》
《高山の番犬》 《確実な一撃》
《引きずり鬼》 《抵抗の妙技》
《プリズマイト》 《噛み傷への興奮》
《炎血の野犬》  
《堅牢な盾仲間》  
3マナ域 《オナッケのオーガ》 《軍団の裁き》
《間に合わせの大隊》 《叙爵》
《呪文喰いの奇魔》  
《護法の要塞》  
《天界の処罰者》  
4マナ域~ 《砲塔のオーガ》 《現場保存》
《強風の急襲者》  
《バスリの侍祭》  

2マナ域

クリーチャーが7枚、呪文が5枚。
パワーが高いクリーチャーを優先する。
《素早い反応》はブロッカーを除去できないので評価が大きく下がった。

3マナ域

クリーチャーが5枚、呪文が2枚。
クリーチャーは《砲塔のオーガ》につなげるために《オナッケのオーガ》を優先する。
《叙爵》はアド損のリスクがあるがリターンも大きい。

4マナ域

クリーチャーが3枚、呪文が1枚。
《バスリの侍祭》は赤白のゲーム速度では若干遅いように感じて評価が下がった。
対処できる範囲が広い《現場保存》は1枚お守り代わりにあった方がいい。

まとめ

前回の記事以降何度か『基本セット2021』のクイック・ドラフトをプレイしましたが印象は変わっていません。
『基本セット2021』のクイック・ドラフトでは決め打ちするなら赤白アグロがおすすめです。
最後に7勝したリストを載せておきます。
それではまた!

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