クイック・ドラフト:『イコリア:巨獣の棲処』について

umGCです!
今回は『イコリア:巨獣の棲処』のクイック・ドラフトについて書きます。

カニズムについて

どのメカニズムもアンコモンが必要になるため決め打ちは難しい印象。

サイクリング

《雄々しい救出者》か《天頂の閃光》がないと勝てないことが多い。《繁栄の狐》や《ドラニスの刺突者》は除去1枚で対処されてしまうので、過度の期待はできない。

キーワード・カウンター

《泥棒カワウソ》と飛行や《ヤマオウム》と接死の組み合わせは強力だが、基本的には使いそうなカードを取る。

変容

除去でアドバンテージを取られる能力なので、アドバンテージを取れるレアやアンコモンの変容クリーチャーが必要。最低でも《夢尾の鷺》はデッキに入れたい。

相棒

相棒能力のメリットより、デッキ構築ルールのデメリットの方が高い。

色について

コモンの除去は《神聖なる矢》《平和な心》《刃による払拭》。コモンのクリーチャーは《検問官》《らせん樹の滑空獣》《翼膜の虎》が強力。

コモンの除去は《捕獲球》。コモンのクリーチャーは《泥棒カワウソ》《夢尾の鷺》が強力。

コモンの除去は《死の重み》《相互破壊》《血液凝固》。コモンのクリーチャーは《靴かじり》《隠れ潜む名射手》《野生肉の密猟者》が強力。

コモンの除去は《火の予言》《血の希求》《轟く岩滑り》。コモンのクリーチャーは《獰猛なゴリトラ》《溶岩の海蛇》が強力。

コモンの除去は《強行突破》。コモンのクリーチャーは全体的に強力。

オススメデッキ

コモンのクリーチャー、除去が揃っている白黒がオススメです。人間に寄せる必要はなく、 優秀な除去と飛行クリーチャーでライフを詰めるのがオススメです。

オススメカード(コモン)

2マナ域

クリーチャーが6枚、スペルが3枚。
優先度はクリーチャーが《検問官》>《靴かじり》>《ドラニスの癒し手》>《サヴァイの剣歯虎》>《駐屯地の猫》>《頑丈なダンゴムシ
スペルは《平和な心》>《神聖なる矢》>《相互破壊》
《検問官》のタップ能力、《靴かじり》の接死、《ドラニスの癒し手》のサイクリングは後半に引いても腐りません。《検問官》《ドラニスの癒し手》は一周しやすいです。

3マナ域

クリーチャーが5枚、スペルが3枚。
優先度はクリーチャーが《らせん樹の滑空獣》>《夜勤隊の猛士》>《防衛線の兵長》>《罠の戦術家》>《薄暗がりのセンザンコウ
スペルは《記憶漏出》>《突発的飛行》>《息詰まる噴煙》だが《突発的飛行》以下は2マナの除去の方が強い。
《らせん樹の滑空獣》は主力アタッカーで《記憶漏出》は腐りにくく《夜勤隊の猛士》も強力。上記3種は一周しやすいので3マナ域は上記3種と2マナの除去で埋めたい。

4マナ域

クリーチャーが2~3枚、スペルが2枚。
優先度はクリーチャーが《隠れ潜む名射手》>《野生肉の密猟者》>《日勤隊の指揮官》
スペルは《血液凝固》>《刃による払拭》
《血液凝固》は最優先でピックすべきカード。2枚あればベスト。《隠れ潜む名射手》《野生肉の密猟者》は能力が強力で1枚ずつあればベスト。《日勤隊の指揮官》も弱くはない。

5マナ域

《翼膜の虎》が2枚あればベスト。フィニッシャーなのでできれば2枚欲しい。取れなかった時は《らせん樹の滑空獣》か4マナのクリーチャーで代用。

感想

クイック・ドラフト:『イコリア:巨獣の棲処』では決め打ちするなら白黒が再現性が高くオススメです。アンコモンでは《丸呑み》《想起の拠点》は強かったです。逆に《聖域封鎖》《将軍の執行官》は弱かったです。他のデッキでは《泥棒カワウソ》が入った白青は強いと思います。個人的には黒赤威迫が気になっているので一度使ってみたいと思います。
それではまた!

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