基本セット2021のクイック・ドラフトについて

umGCです!
今回は『基本セット2021』のクイック・ドラフトについて書きます。

色について

クリーチャー、呪文、低マナ域、高マナ域、全てが強い。おそらく今回の最強色。

クリーチャー、呪文ともに全体的に弱い。《北風の歌姫》《うろつく光霊》《捕獲球》は強いので2色目としてはあり。

使いたいカードは《とどめの一撃》くらい。《闇の掌握》を使うためには黒をメインカラーにする必要があるが、他のカードが弱い黒をメインカラーにはしたくない。

低マナ域はクリーチャー、呪文ともに優秀でメインカラーでも問題ない。高マナ域のカードを他の色でサポートしたい。

可もなく不可もなくといった印象。メインカラーでも問題ないが、できれば白か赤と組み合わせたい。

カニズムについて

白青(飛行)

アンコモンのカードパワーが高い。コモンのみではパワー不足。
おすすめ度☆☆☆

青黒(リアニメイト

捨てる手段は豊富だが、釣る手段が乏しい。釣り先も不利な盤面を返せるものは少ない。
おすすめ度☆

黒赤(サクリファイス

《騒乱の道化》があれば強力だが、生け贄に捧げたいクリーチャーはあまり多くない。
おすすめ度☆☆

赤緑(パワー4以上)

コモンのみでもある程度強力で狙いやすいのでおすすめ。《オナッケのオーガ》や強化呪文などでパワー4クリーチャーの維持を心掛けたい。
おすすめ度☆☆☆☆

緑白(+1/+1カウンター)

コモンでも組めなくはないが、《鍛え抜かれた古参兵》《野生林の災い魔》《議事会の導師》がいると爆発力が上がる。緑のパワー4シナジーをあわせるのもおすすめ。
おすすめ度☆☆☆

白黒(ライフを3点以上得る)

誘発すれば強力なカードが多いが、そもそも継続的に3点のライフを得るのは難しい。
おすすめ度☆☆☆

青赤(果敢)

果敢自体が強力な能力なので当然おすすめだが、この手のデッキの常としてクリーチャーと呪文のバランスが難しくデッキ構築の難易度は高い。
おすすめ度☆☆☆☆

黒緑(死亡参照)

アドバンテージを取れるアンコモンのカードが必須。ロングゲームになりやすいので除去も必要。黒のサクリファイスシナジーもあわせたい。
おすすめ度☆☆

赤白(攻撃参照)

赤白ともに低マナ域のコモンが優秀なので、普通にアグロデッキを組めば自然とシナジーを生かせる。再現性も高くおすすめ。
おすすめ度☆☆☆☆☆

緑青(ドロー参照)

《ムウォンヴーリーの世捨て人、ジョルレイル》以外使いたいカードがない。軽量除去もない組み合わせなので、おすすめしない。
おすすめ度☆

おすすめカード(赤白)

  優先度 クリーチャー 呪文
~2マナ域 《夜明けの突撃獣》 《焦熱の竜火》
《炎血の野犬》 《素早い反応》
《高山の番犬》 《ショック》
《選定された聖歌員》 《抵抗の妙技》
《ゴブリンの付け火屋》  
《引きずり鬼》  
3マナ域 《オナッケのオーガ》 《軍団の裁き》
《間に合わせの大隊》 《燃えさかる炎》
《護法の要塞》  
《呪文喰いの奇魔》  
《天界の処罰者》  
4マナ域~ 《砲塔のオーガ》 《金屑化》
《バスリの侍祭》 《現場保存》
《忘れられた歩哨》  
《強風の急襲者》  

2マナ域

クリーチャーが6枚、呪文が4枚。
序盤からライフを削りたいので、パワーが高いクリーチャーと攻撃を通すための除去を優先して取りたい。

3マナ域

クリーチャーが5枚、呪文が2枚。
呪文は2マナの強力なものが取れればそちらの方がよい。
《砲塔のオーガ》でライフを削るためにも《オナッケのオーガ》を優先して取りたいが、一周しやすいので3マナ域は優先度は下げてもかまわない。

4マナ域

クリーチャーが4枚、呪文が2枚。
《強風の急襲者》は除去されたり、飛行や到達に止められたりで信頼度はそれほど高くない。
大型クリーチャーに対処できないので、《現場保存》は1枚はあった方がよい。

まとめ

基本セット2021のクイック・ドラフトでは決め打ちするなら赤白が再現性が高くオススメです。環境や認識が変わったらまた記事を書きたいと思います。
それではまた!

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